キュウリは、タイ語でテンクワー (แตงกวา) と言います。嫁は、よく近所の八百屋で買ってきます。キュウリが大好きで、好きなナムプリック(タイのディップ)で丸かじり。へたも気にしない。昨日はナムプリックオーン (น้ำพริกอ่อง) を買ったとのことで、テンクワーも一緒に買って帰ってきました。
テンクワーはタイでもポピュラーな野菜で、街中の路上屋台の八百屋、タラート、スーパーマーケットなど、どこでも買うことができます。長さが 10cm程の小さいキュウリで、イボは無く、上部は緑色ですが下部にいくにつれて色が淡い黄色になっているモノが多いと思います。
歯切れも良く、非常にみずみずしいキュウリです。とても美味しいですよ。私の使い方は、日本のキュウリと同じです。サラダやサンドイッチによく使いますね。買いすぎた場合には、浅漬けにしたり ...
ところで、傷があったり、形が良くないモノも結構ありますが、マイペンライで ... 気にしていたらタイでは生きて行けないですよ。特に野菜の管理/品質は、まだまだです。これでも、私がタイに住み始めた当時から比べれば、相当に良くはなっています。ただし、以前は安かった。55555 ... なお、地方と比べて、バンコクの野菜は嫌になるくらいに高いのですよ。
以下の写真は、路上屋台の八百屋で買ったテンクワー。形も不揃いで多少の傷あり。ただし、一山で20バーツ也。問題ない部分だけ食べれば良いでしょう。経済的ではあります。
そうそう、テンクワーをカオマンガイの付け合わせとして使う店も結構ありますが、カオパットの付け合わせによくあるキュウリ、何故か千切りピーラーで皮を剥いてから薄切りにしてあるキュウリは、テンクワーとは異なるキュウリです。テンラーン (แตงร้าน) なるキュウリです。
テンラーンの見た目は、テンクワーに似ていますが、長さが 20cm程の大きなキュウリで、みずみずさが全く無く、味も薄いです。ソムタムに入れたり、炒めもの料理、煮もの料理に使ったりするのがテンラーンです。私は、あまり好きではないのです。
以下の写真は、テンクワーとテンラーンを比べた様子。左がテンクワー、右がテンラーン。
なお、日本のキュウリは、テンクワー・イープン (แตงกวาญี่ปุ่น) と言います。イープン (ญี่ปุ่น) とは「日本」のこと。時々、このテンクワー・イープン をスーパーマーケットで見かけることがあります。値段は高いですね。過去に2〜3度、買って食べたことがありますが、いずれも私の知っている日本のキュウリではありませんでした。それ以来、買っていません。私の感想では、テンクワー・イープンと言うよりも、テンラーン・イープン と言ったほうが正しいでしょうね。
最近のモノは「テンクワー・イープン」かもしれない。また、ドンキーなどで売っているキュウリは「テンクワー・イープン」かもしれない。しかし、値段が高い。私はタイのテンクワーが好き。