焼き物系屋台で見かける機会が多いのが鶏レバーの串焼き。タップガイヤーン (ตับไก่ย่าง)、またはタップガイピン (ตับไก่ปิ้ง) と言います。タップ (ตับ) は「レバー」、ガイ (ไก่) は「鶏」の意味。ヤーン (ย่าง) は「中火で焼く」、ピン (ปิ้ง) は「弱火で焼く」のイメージだろうか。タップガイヤーンのファンは多いですよ。
街中には、赤い色の焼き鳥を焼いているガイヤーンデーンなる 屋台があるのですが、一般的にはイサーン系の屋台で見かけることが多いでしょう。
以下の写真は、イサーン系のガイヤーン屋台の様子。炭火で焼いているは全て鶏レバーのタップガイヤーンですね。
以下の写真は、イサーン系のおかず屋台の様子。焼き竹 (マイニープガイヤーン:ไม้หนีบไก่ย่าง) で挟んでいますが、全て鶏レバーのタップガイヤーンです。
以下の写真は、テイクアウトした鶏レバーと鶏むね肉の串焼き。どちらも1串 10バーツ也。
一般的に醤油やナンプラー系の下味が付いているのでそのままでも美味しいのですが、ナムチムジェオ (น้ำจิ้มแจ่ว) などを付けて食べるのもあり。同胞諸君、もしタップガイヤーンを見かけたら、挑戦してみてください。
そうそう、タイには豚レバーの串焼きは無いと思います。今まで見たことがありません。
こぼれ話
豚レバー料理と言えば、イサーンのタップワーン (ตับหวาน) ですね。タップとは「レバー」のことですが、ワーン (หวาน) とは「甘い」の意味なのですよ。興味のある方は、以下も読んでみてください。