今回は、私が好きな野菜炒めを紹介しましょう。その野菜炒めの名前は、カネーンムーグロープ (แขนงหมูกรอบ) と言います。なお「炒める」の意味のパット (ผัด) を付けてパットカネーンムーグロープ (ผัดแขนงหมูกรอบ) もあり。まず、ムーグロープ (หมูกรอบ) とは「カリカリに揚げた豚の三枚肉」のこと。そしてカネーン (แขนง) とは、見た目とコリコリとした食感がカナー (คะน้า) に似ているのでカナー(カイラン菜=芥藍菜)の若芽と勘違いしているタイ人も多いようですが、日本語で表現すると「キャベツの脇芽」のこと。カナーの葉の部分には、ほんのりと苦味がありますが、カネーンには苦味が全くありません。だってキャベツですから ...
以下の写真がカネーンの様子。これがキャベツなの?? 文末参照のこと ...
ニンニク、唐辛子、ナンプラー、オイスターソース、砂糖などで味付けします。カナームーグロープや空芯菜炒めのパットパックブンムーサップと同じような味付けの中華風野菜炒めです。
以下の写真は、とあるフードコートのパットカネーンムーグロープです。トッピングに目玉焼きを付けています。
タイ飯レストランや大衆食堂、フードコートなどにあるメニューです。カナームーグロープも良いですが、一度、カネーンムーグロープに挑戦してみてください。癖がなくて非常に美味しいと思います。
こぼれ話
「キャベツの脇芽」とは、キャベツを収穫した後に茎の横から出てくる新しい芽のこと。この新芽をある程度の大きさまで育てた後に収穫したものがカネーンなのです。カネーンが育つ様子の動画を見つけました。興味のある方は ...
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=x28CYqGkNWM
カナームーグロープは、以下を参照願います。