カオクリアップクンクン (ข้าวเกรียบกุ้ง) のカオクリアップ (ข้าวเกรียบ) とは「揚げせんべい」、クン (กุ้ง) とは「エビ」のこと。カオクリアップクンとは「エビのすり身の揚げせんべい」「えびせん」のことです。街中のお菓子屋台でビニール袋に入れて売っています。色は茶系で見た目からしてサクサク感が感じ取れる風貌をしています。
以下の写真のように量り売りをしている屋台もありますが、袋入りも用意しています。大袋入りや小袋入りを用意しているのが一般的。
レシピは作り手次第のようですがエビのすり身とタピオカ粉や米粉に潰したニンニクやコショウ、塩などで薄く下味を付けてよく捏ねて生地を作ります。その生地を太巻き寿司のような棒状にまとめて蒸します。蒸した棒状の生地を薄くスライスし、1~2日間、天日干しして完全に乾燥させてた後に、油でカラット揚げて完成。棒状にまとめた生地の太さの違いで完成品の大きさが決まることになります。
以下の写真のカオクリアップクンは、サイズも大きいし、形も綺麗ですが、そうでない場合もありますので承知おきください。
サクサクで美味しいカオクリアップクンに出会うと『やめられない、とまらない』ですよ。そのままでも十分美味しいのですが、ナムプリックパオ (น้ำพริกเผา) などの自分の好きなナムプリックを付けて食べる方もいます。ビールのお供にも最高です。貴方も美味しいオグリアップクンに出会えると良いですね。
そうそう、以下の写真はスーパーマーケットで売っている天日干し後のカオクリアップクンの袋詰。自分で油で揚げるタイプ。
油で揚げると倍の大きさになります。興味のある方、お試しあれ!!
以下、油で揚げる様子の YouTube 動画。参考まで ...
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=PIMeB3UcksE
こぼれ話
このカオクリアップクンは、インドネシアの「クルプックウダン(英語:Prawn crackers)」が源流かもしれませんね。興味のある方は、自身でお調べ願います。
ところで、タイには「カオクリアップパークモー」なるお菓子もあるのですが、まったく別なお菓子です。