豚ガラのスープは、タイ語でスップグラドゥークムー (ซุปกระดูกหมู) と呼ぶのが一般的だと思います。スップ (ซุป) は「スープ」、グラドゥーク (กระดูก) は「骨」、ムー (หมู) は「豚」のことで、グラドゥークムー (กระดูกหมู) で「豚ガラ」のこと。
バミー専門店でバミーヘーンを注文するとスープが付いてきますよね。スープの中には ... 背ガラを入れる店が多いと思いますが、その背ガラに付いている肉がとても美味しいですよね。
さてさて ...
タイの食文化の中で豚肉は中心的な食材の一つ。背ガラも簡単に手に入れることができるのです。値段も安いし利用しない手はないでしょう。自分で作れば、思う存分食べることができます。
ここで、食べる肉が付いている豚ガラとそのタイ語をまとめてみます。
1. 豚の背ガラ ⇒ グラドゥークサンランムー (กระดูกสันหลังหมู)
2. ポークリブ/スペアリブ ⇒ シークローンムー (ซี่โครงหมู)
3. 豚バラ軟骨 ⇒ グラドゥークオーンムー (กระดูกอ่อนหมู)
我が家でもポークリブや豚バラ軟骨を使ったスープをよく作ります。我が家の嫁が大好きなのです。そして、豚の背ガラも ...
ポークリブや豚バラ軟骨は、普通のスーパーマーケットでも買えますが、豚の背ガラとなると一部のスーパーマーケットに限られます。やはり、タラート(ローカルマーケット)の豚肉屋が一番簡単でしょうね。なお、タイでは豚肉屋と鶏肉屋は別々が基本です。
以下の写真は、ポークリブを包丁で叩き切っている様子。
以下の写真もタラートの豚肉屋では普通の光景でしょう。たぶん、初めて目にする方は驚くでしょうが、内臓系を含めていろいろな部位が吊るしてあるのです。
ところで、タラートの豚肉屋でも背ガラが常にあるわけではありません。売り切れの場合や扱っていない店もあります。タラートの豚肉屋に抵抗感のある方は「BETAGRO Shop」や「CP Fresh Mart」「Lotus’s」「makro food Service」を利用するのが良いでしょう。特に「makro food service」は、最近店舗も増えているようでおすすめです。
makro food Service の店舗一覧:https://www.makro.co.th/en/makromail-foodservice
以下の写真が「makro food service」の背ガラの様子。もちろん、ポークリブや豚バラ軟骨も置いてあります。我が家もひき肉などを含め、まとめ買いすることが多いですね。
背ガラやポークリブは、塩水で洗ってから調理するのがタイスタイル。ゴミや割れた骨を洗い流すのです。なお、背ガラで本格的なスープを作りたい方はしっかり下処理願います。
我が家のスタイルは、豚ガラの固形スープの素を使って、背ガラとポークリブや豚バラ軟骨、野菜は大根とクンチャーイ (ขึ้นฉ่าย) と言う茎の細いタイセロリのみ。醤油やオイスターソースで味を調整して完成。貴方流のスタイルでどうぞ ...
以下の写真は、完成したスープを使ったスープかけご飯の様子。麺料理のスープにも使います。
そして、いよいよ背ガラを喰うのです。最高の至福の時。55555 ...
同胞諸君、貴方流の背ガラをお楽しみください!!
おかず屋台やぶっかけ飯屋にあるポークリブのスープと言えば ... トムパッカードーン。