嫁が不思議な果物を買って帰ってきました。
嫁、曰く「ファランだよ。友達から貰って食べたら、美味しかったので買ってきた。お土産〜」
不思議なファランもあったものだ。そう思いながら食べてみたら、確かにファラン。
嫁、曰く「青いリンゴのようなファランだよ。」
「そんな馬鹿な? 」その後も2〜3度ほど買って帰ってきたものです。
この果物の名前は、ファラン・チェーブアイ (ฝรั่งแช่บ๊วย) です。ファラン (ฝรั่ง) は「グアバ」、チェー (แช่) は「浸す/漬ける」、ブアイ (บ๊วย) は「梅」のこと。ファラン・チェーブアイの正体は、梅のシロップ漬け、ないしは梅のエキス、砂糖、さらに緑色の着色料を入れて作ったシロップ水に皮を剥いたグアバを浸けて作るのだそうです。赤い着色料を使えば、赤い色のファラン・チェーブアイにもなりますね。
バンコクで果物屋台はたくさん見てるけど、私の行動範囲の中では見たことがありませんでした。それとも気付いていなかっただけなのかな?
今まで、一度も嫁は買ってきたことがなかったので、最近のバンコクで人気があるのかな? などと思っていたところ ... いつもの果物の屋台でこのファラン・チェーブアイを発見。早速、買うことにしました。
ファラン・チェーブアイを手で食べるとその色が指先に残ります。口の中にも ... 服にも注意が必要かもしれませんね。果物屋台でもファラン・チェーブアイは、ビニール袋に入れて分けて管理しています。他の果物に色移りしないためでしょう。甘いのは色の付いている部分だけです。なお、プリックグルアなどのディップが付いてきます。中の白い部分は普通のファランですので、着色料が嫌な方は普通のファランを ...
興味がある方、 お試しあれ!!
こぼれ話
以下の写真は、ワンラン市場で見つけたファラン・チェーブアイ屋台の様子。
屋台の店主は着色料は使っていないと言うのだが?
以下の写真は、皮を剥いたマンゴーを使ったマムアン・チェーブアイ (มะม่วงแช่บ๊วย) です。マンゴーは、タイ語でマムアン (มะม่วง) と言います。
ファランについては、以下を参照願います。