トゥアファクヤーオ (ถั่วฝักยาว) は「ささげ豆」のこと。タイではよく使われる野菜の一つ。トゥア (ถั่ว) は「豆」、ファク (ฝัก) は「さや」、ヤーオ (ยาว) は「長い」の意味。だから、トゥアファクヤーオとは「さやの長い豆」の意味です。
以下の写真は、タラート(ローカルマーケット)の八百屋のトゥアファクヤーオの様子。一般的に束ねて売っています。束ねた数による値段違いを用意している店もあります。
タイに住み始めた十数年前のこと。トゥアファクヤーオを初めて生で食べさせられて非常に驚いたことを思い出します。当時は青臭さが鼻につきマズイと思ったものです。しか〜し、今では普通にポリポリ。慣れとは恐ろしいものですね。55555 ... 生食ならイサーン料理の付け合わせの生野菜、ソムタム、カノムジーン、カオクルックガピなどがありますね。
料理の具材なら豚肉や鶏肉を入れたささげのレッドカレーペースト炒めが人気。タイ語ならパットプリックゲーン・トゥアファクヤーオ (ผัดพริกแกงถั่วฝักยาว) だろう。ぶっかけ飯屋の料理の減り具合を見ても庶民には人気の料理です。レッドカレーペーストがあれば自宅でも作れる料理です。豚肉の三枚肉を使うと面白いかも ... 目玉焼きを付ければさらに良し!!
トゥアファクヤーオ、我が家でも時々買う野菜です。細かく切ってチャーハンに入れるも良し、カイチャオに入れるも良し、もちろん普通の炒め物に入れるも良し ... あると重宝する野菜です。
その他にも、トゥアファクヤーオを使った代表的な料理には、パットガパオ系や豚肉のレッドカレー炒めがあります。基本的には炒め料理が多いと思います。
豚肉のレッドカレー炒めのパットプリックゲーンムー (ผัดพริกแกงหมู) は、以下を参考に願います。
こぼれ話
タイでは、もやしも生で食べるのですよ。