この場合のマン (มัน) とは「芋」の総称、トート (ทอด) は「揚げ物」の意味です。マントート (มันทอด) とは、油で揚げたサツマイモのお菓子です。油で揚げたタロイモの場合はプアックトート (เผือกทอด) です。クルアイトート (กล้วยทอด) またはクルアイケーク (กล้วยแขก) は油で揚げたバナナの唐揚げです。クルアイトート (กล้วยทอด) の屋台を覗いて見てください。マントートもあるかもしれません。サツマイモは、タイ語でマンテート (มันเทศ) です。なお、タイでもサツマイモにはいろいろな種類があります。
最近のこと、近所に美味しいマントートの屋台があることに気づきハマっています。この屋台のマントートは、外はカリカリ、中はホクホク系の甘味の柔らかいサツマイモのマントートなのです。ちょっと写真が見づらいのですが、左側の薄いものがクルアイトート、右側の厚みのあるものがマントートなのです。
右側の厚みのあるものがマントート
黄色いサツマイモと紫イモの２種類。どちらも美味しいサツマイモなのです。
揚げかすを付けるのがタイのスタイル、揚げかすにピーナッツを入れるところが憎らしいほど見事です。
以下の写真は、油で揚げたタロイモとオレンジ色のサツマイモを扱っているマントート屋台の様子。プアックトートも美味しいでが、オレンジ色のサツマイモも美味しいですね。
そうそう、最近のタイでは日本のサツマイモに人気があります。デパート内の焼き芋やドンキの焼き芋はやっぱり美味しいのです。ドンキのサツマイモを大量にかっているタイ人もいますね。
サツマイモの好きな貴方、マントートやプアックトートをお試しあれ！！
こぼれ話
タイには食材の外はカリカリ、中はホクホクで柔らかく仕上げる魔法の水があるのです。たぶん多くの屋台でも魔法の水のナムプーンサイを使っているのではと想像しています。
