ナムゲックフアイ タイの甘い黄色いジュース

ナムゲックフアイ タイの飲み物

タイの食堂のメニューによくある黄色いジュース。これは菊花茶なのです。タイ語でナムゲックフアイ (น้ำเก๊กฮวย) と言います。ナム (น้ำ) は水、ゲックフアイ (เก๊กฮวย) は菊花茶に使われる小さな黄色い花を付ける菊のこと。ナムゲックフアイは、菊の花を乾燥させたものを煎じて作るのですが、ここはタイ、当然のように砂糖入り。なお、黄色を強調するためにクチナシの実も使います。
自前で作っていると思うのですが、甘味や色が店によって違うようです。コップ入りだったり、瓶入りだったりと提供方法も店によって違います。ゼリーが入っている店もあります。

ナムゲックフアイ
ナムゲックフアイ

コンビニなどにもペットボトル入りのナムゲックフアイがありますね。黄色い菊の花の絵が目印です。

ペットボトル入りのナムゲックフアイ
ペットボトル入りのナムゲックフアイ

スーパーマーケットなどには紙パック入りのゲックフアイも ...

紙パック入りのゲックフアイ
紙パック入りのゲックフアイ

タイの食堂では「何、飲む?」と聞いてきますよね。ナムゲックフアイを注文するタイ人も多いですよ。我が家も、ナムゲックフアイがあれば、ナムゲックフアイを注文する場合が多いです。喉の乾きや熱中症予防にはナムゲックフアイ、炭酸より良いかもしれません。

以下の写真は、乾燥菊花茶の様子。乾燥菊花茶は「乾燥したゲックフアイの花」の意味のドーク・ゲックフアイ・ヘーン (ดอกเก๊กฮวยแห้ง) で通じると思います。スーパーマーケットや通販でも買えますが、ヤワラーの市場なら間違いなく量り売りで買えます。参考まで ...

乾燥菊花茶の様子(ヤワラーの市場)
乾燥菊花茶の様子(ヤワラーの市場)

こぼれ話
BTS サパーンタクシン駅を降りるとバンラックのロビンソンデパートあり、道路の向かい側にナムゲックフアイの立ち飲みができる店があります。バンラックは中華系の看板が目に付く地域なのですが、「茂和凉茶」と「仁和園 凉茶」の漢字の看板を掲げている店が2件並んであります。ナムゲックフアイ以外の中華系ハーブティーも飲めるのですよ。
以下の写真は「茂和」の様子ですが、どちらの店も紙コップ売りとペットボトル売りがあります。

ナムゲックフアイの立ち飲みができる店「茂和」の様子
ナムゲックフアイは「菊花茶」です
ナムゲックフアイの立ち飲みができる店「茂和」の様子
ナムゲックフアイは「菊花茶」です

冷たい紙コップ入りのナムゲックフアイを買って、店の前での立ち飲みスタイル。55555 ...

ナムゲックフアイ 紙コップ入り
ナムゲックフアイ 紙コップ入り

「茂和」は西暦 1936年から、「仁和園」は西暦 1931年からと両店とも歴史があるお店。私は両店ともちょいちょい利用します。BTS サパーンタクシン駅のバンラックに出向いた時にでも、飲み比べてみてください。
茂和 凉茶 (Mong Wa:โหมงหวอ):https://www.facebook.com/profile.php?id=100066870853127
仁和園 凉茶 (Yan Wo Yun:หยั่นหว่อหยุ่น):https://www.facebook.com/bitterdrinkbangrak/

ナムゲックフアイの立ち飲みができる店
ナムゲックフアイの立ち飲みができる店