街中のお菓子屋台やスーパーマーケットなどのお土産コーナーで、オレンジ色/黄色/緑色などの紙で包まれたおひねりのお菓子を見かけることがありませんか？ タイ語でトフィー (ทอฟฟี่) またはトフィーボーラーン (ทอฟฟี่โบราณ) と言います。
トフィー (ทอฟฟี่) とは「Toffee」のことで、日本ではタフィーと呼ばれていることが多いと思います。ボーラーン (โบราณ) とは「昔ながら」の意味。よって、トフィーボーラーンとは「昔ながらの味わいのトフィー」を指しますが ... ここはタイランド、タイスタイルのトフィーなのですよ。
タイスタイルのトフィーとは ...
バターの代わりにココナッツミルクを使うのです。ココナッツミルクに砂糖、水飴を加えて煮詰め、作り手次第ですが、牛乳またはエバミルクやコンデンスミルクを加えて、最後に砕いたピーナッツを入れ完成の流れ。日本のキャラメルよりちょっと硬めに仕上がっていると思います。普通に美味しいココナッツミルク風味のキャラメルですね。そうそう、トフィーボーラーンの場合、おひねりの紙の色が違っても味は同じ。
このトフィーボーラーン以外に、最近お土産として人気のあるフルーツ味のトフィーもあるのです。潰した果肉や果汁を混ぜたトフィー。ドリアントフィー、マンゴートフィー、マンゴスチントフィーなど ... 幾つかのメーカーから発売されています。同一メーカーで作られたフルーツ味のトフィーの場合、味の違いをおひねりの紙の色で区別しているようです。スーパーマーケットなどのお土産コーナーをのぞいてみてください。日本へのお土産にも使えそうですよ。お試しあれ！
ところで、以下の写真のようなトフィーボーラーンもあります。棒状に固めてからカットしているのですね。
