先日、近所のスーパーマーケットでタピオカパールを見つけたのである。そこでカイムック作りに挑戦することに。カイムック (ไข่มุก) とは「真珠」の意味。タイでもタピオカパール入りのミルクティーは人気なのだ。タイ語でチャノムカイムック、真珠入のミルクティーとでも言いたいようだ。Ochaya (オチャヤ) やKAMU (カム) など多くのチャノムカイムックの店がある。
他のブランドも探したけど、この日はこのブランドしか見つからない。茹で方などは一切書いてないので google 先生に尋ねたところ ... 「早く茹でるには事前に水に浸しておいた方が良い」との情報をゲット。早速、水の中にタピオカパールを投入。
お〜 なんてことだ??
見る見るうちに崩壊。水の中に入れた「泥だんご」状態ではないか。日本で流通しているタピオカパールとは明らかに違うようだ。捨てるのも忍びないので、タピオカゼリーへと変身させることに。
さて、気を取り直して仕切り直し。
鍋にタピオカパールが踊るくらいの水を沸騰させて、タピオカパールを投入。
お〜 溶けないぞ! 55555〜(ははははは)道が開けた瞬間なのだった。
とのことで、本格的に挑戦 ...
まずは、鍋に多めの水を沸騰させ、タピオカパールを投入。沸騰状態を保ちつつ、火加減を小さくし、その状態で 15 分程度茹でることに。水分を吸うと直径が倍以上に膨れ上がり、茹で湯が少ないと感じたので差水。鍋底にくっつかないように適度にかき混ぜる。そして、蓋をして蒸らしタイムへ。
15 分程度経過したことろで鍋を覗いたところ、タピオカパールには芯が目立つ。心配になったので、再度、沸騰させてから蒸らしタイムへ。都合 30 分の蒸らしタイム。
タピオカパールの量が多いせいか、茹で湯のベタベタ感が半端ない。そこで、一度水洗いすることに。
水洗い後のタピオカパールを新しい水に交換して、さらに 30 分間茹でてみた。この作業は正解だったようだ。芯は明らかに小さくなっている。食べてみたら問題なし。少しだげ蒸らし分を残し、水洗いしてみた。
その時、嫁の「ヒューカオ ヒューカオ」の声。(お腹が空いたのタイ語)そうだ、この茹でたてのカイムックを食べさせよう。
さて、ここからが挑戦劇。スープで茹でてみたいと思ったのだが、再度の嫁の「ヒューカオ ヒューカオ」の声。我が家の嫁は、お腹が減ると性格が悪くなるだ。55555 ...
時間短縮のためにインスタントラーメンのスープを使うことに。と言うよりインスタントラーメンとのコラボに挑戦。スープで煮込めば間違いなく味が染み込むと思うのだが、今回は、インスタントラーメンに茹でたカイムックを浮かべただけ。
さてそのお味は ... 私はカイムックの食感が大好きなのであるが、美味しさは麺に軍配があがってしまった。なお、お腹は膨れるのだ。何しろカイムックはキャッサバという芋の澱粉だから。
まあ〜 新しい食べ方の可能性に目覚めた瞬間。シロップで煮込みな直せば、甘いカイムックになるだろう。鍋料理に入れるも良いかもしれないと感じた。うどんや餅の代用品にもなるかもよ。55555 ...
ところで、蒸らしタイムを十分にとれば芯がなくなるのだが、多少、芯があっても問題ないと思う。なぜなら、デザートショップで見かけるタピオカパールには芯が残っているのである。
以下の写真は、金時豆の甘煮、タピオカパール、そして、失敗して変身したタピオカゼリーの生クリーク添え。ミルクで食べるも良し。55555 ...
粒の小さなタピオカパールもある。茹で上がるのは早いと思うが、ひと粒ごとのもっちり感は味わえない。
合わせて、以下も読んで頂けると幸いである。芯が残らないように茹でるテクニックも書き留めてある。