マントムキン サツマイモと生姜のあったかスイーツ

マントムキンのアイキャッチ タイのお菓子/デザート

マントムキン (มันต้มขิง) のマン (มัน) とは「芋の総称」、トム (ต้ม) とは「煮る/茹でる」、キン (ขิง) とは「生姜」の意味。この場合のマンはサツマイモ。サツマイモを生姜と一緒に茹でたスープ状のスイーツで、温かい生姜湯の中にサツマイモが入っているイメージですね。タイで生姜を使う料理やスイーツは中華系が多いので、中華の「红薯姜汤」がオリジナルなのだろう。ちなみに、サツマイモはタイ語でマンテート (มันเทศ) と言います。サツマイモの甘みと生姜の香り漂う生姜湯のほんのりとした甘みが絶妙なハーモニーを奏でるのです。最近の我が家でハマっているスイーツの一つ。屋台で見つけるとテイクアウトすることが多いですね。

マントムキン
マントムキンのサツマイモの様子

以下の写真はスイーツ屋台のマントムキンの鍋の様子。注文するとおたまですくって袋詰めしてもらえます。バンコクの相場でも20バーツ程度で買える屋台も多いでしょう。同胞諸君、もし見かけたら一度挑戦してみてください。

スイーツ屋台のマントムキンの鍋の様子
スイーツ屋台のマントムキンの鍋の様子
マントムキン
テイクアウトした袋詰めマントムキンの様子

ところで ...
自分で作ってみるのも面白いでしょう。作り方は日本のサツマイモをカットしての茹で方と基本的に同じ。綺麗に洗ったサツマイモの皮をむき、食べやすい大きさにカットしたら水に浸してアク抜き。生姜は好みの大きさにスライスまたは潰しておきます。鍋にサツマイモと生姜を入れ、かぶる程度より少し多目の水を加えて中火で茹で始めます。沸騰したら弱火にして竹串がすっと通るくらいのやわらかさになるまで待ち、ブラウンシュガー等で好みの甘さにして完成。なんなら、別に用意してある焼き芋や蒸かし芋を生姜湯に合わせるのもありだと思います。

こぼれ話
生姜湯を使ったスイーツにはブアローイナムキン (บัวลอยน้ำขิง) やタオフワイナムキン (เต้าฮวยน้ำขิง) がありますが、いずれも中華系スイーツでパンチのある生姜の辛味がありますね。生姜湯はタイ語でナムキン (น้ำขิง) と言います。
ところで、タイスタイルのスイーツは生姜湯ではなくココナッツミルクを使うのが一般的。カボチャや芋類、豆類、バナナなどを甘いココナッツミルクで煮るのです。ゲーンブアット (แกงบวด) と言います。興味のある方は以下を参照願います。

ゲーンブアット・ファクトーン カボチャのココナッツミルク煮
ゲーンブアット・ファクトーンとは、カボチャをココナッツミルクで煮たタイの伝統的なデザートです。ゲーンブアットとは、カボチャや芋類、豆類、バナナなどを「甘いココナッツミルクで煮たデザート」の総称、ファクトーンとは「カボチャ」のこと。