嫁が時々買ってくるタイのお菓子がカノムバービン (ขนมบ้าบิ่น) です。カノム (ขนม) は「お菓子」、バービン (บ้าบิ่น) は「おバカさん (無謀/無鉄砲)」のような意味です。ウィキペディア(タイ語)によると名前の由来は2つあるらしいが、我が家の嫁が押している説を簡単に紹介すると ...
最初は、発案者のビン (บิ่น) さんの名前から「カノム・パービン (ขนม ป้าบิ่น):ビンおばさんのお菓子」と呼ばれたが、いつの間にか現在のバービンになった説。「ป้า:パー」は「おばさん」の意味。これが、いつのまにか「บ้า:バー」に変わったと ... バーは「おバカさん」の意味なのです。
しっかり見てくださいね「ป」と「บ」の違いですよ。その結果「ビンおばさん」が「おバカさん」になっちゃいました。タイ語なら「さもありなん!」では? ビンおばさんもお気の毒ですね 55555 ...
2つ目の説に興味のある方は、ウィキペディア(タイ語)をお尋ねください。
カノムバービンは、もち米の焼き菓子。もち米粉、ココナッツの果肉、ココナッツミルク、砂糖などで作った生地を焼いて作ります。浅紫色のカノムバービンが多いと思いますが、この色は黒もち米粉が入っているからですね。黒もち米粉が入っていなければ、白い色のまま。パンダンリーフで緑色に着色ものもあります。もち米粉を使っているので食感は、もちろん、もちもち。55555 ...
お店によって、焼き方も味も違いますね。普通の屋台だと、直径5〜6㎝の円盤状のパンケーキスタイルで焼く方法が一般的なようです。
下の写真は、白い色のパンケーキスタイルのカノムバービン。
繁盛店やフードコートなどは、大きい鉄板プレートの全体に広げて切り分けながら焼く方法、一人前の大きさの焼き型を使って焼く方法もあります。なお、家庭ではフライパンで焼くようです。
なお、一人前の焼き型を使って焼かれたカノムバービンも小さく切り分けられて、テイクアウト容器に詰められます。
私は冷めたカノムバービンも好きでして、余った分は冷蔵庫に入れて翌日に食べたりもします。
まだ、食べたことが無い方、お試しあれ!!
こぼれ話
実は、まったく同じ材料の生地で作ったお菓子があります。