地域により呼び名が違うようですが、パッカイェーン (ผักแขยง/ผักกะแยง) と言う名前のハーブがあります。東南アジアが原産で、カンボジアやベトナムではよく使われるハーブ。タイではイサーン地方。イサーン地方の呼び名はパッイオーム (ผักอีออม) とのこと。ハーブと言えば聞こえが良いのですが、水田の雑草の扱いらしい。なので英名は、ライスパディハーブ (Rice Paddy Herb) で「田んぼのハーブ」の意味。

さてさて ...
馴染みのイサーン料理屋台には、付け合せ野菜が用意してあり、自由にお持ち帰りができるのですよ。その中にパッカイェーンがあったので頂いて帰ることに ...

以下の写真は、お持ち帰りしたパッカイェーンの様子。何と... このパッカイェーンの風味は大葉(青じそ)に良く似ているのです。理由は大葉の親戚筋の植物だから。タイにいると大葉を口にすることは滅多にないですよね。大葉の何とも言えない風味を味わいたい同胞諸君、パッカイェーンをお試しください。イサーン色の濃い屋台やレストランになら置いてあるかもしれませんね。


こぼれ話
タラートの八百屋やスーパーマーケットでパッカイェーンを見かけることは少ないのですが ...
以下の写真は、とあるタラートの八百屋の様子。上段の左から2番目がパッカイェーン。
