タイのカリーパフ いろいろな餡があるが定番はチキンカレー

カリーパフのアイキャッチ タイのお菓子/デザート

街中の屋台やフードフェスなどで見かける揚げ餃子のような形のパイ生地のお菓子、カリーパフ (กะหรี่ปั๊บ) と言います。アユタヤ時代、ポルトガル料理を参考に幾つかの代表的なタイのデザートを創作したとされる女性がいます。タイデザートの女王と呼ばれている日系人のターオ・トーンキープマー (ท้าวทองกีบม้า) です。彼女がポルトガルのお菓子である「パステル」をアレンジしたお菓子らしい? 当時はパフポンカリー (พัฟฟ์ผงกะหรี่) と呼ばれていたが、後にカリーパフ (กะหรี่ปั๊บ) に変更されたとのこと。

街中のカリーパフ屋台
街中のカリーパフ屋台

とあるデパートのフードフェス。とても美味しそうなカリーパフを見つけたので、定番のチキンカレーをその場で味見。1個 15バーツ。パイ生地の薄いタイプのカリーパフでした。時々、パイ生地が厚くてもそもそ感のあるカリーパフもあるのですよ。

定番のチキンカレーのカリーパフ
定番のチキンカレーのカリーパフ

私好みの食感だったので購入することに。この店には定番のチキンカレー以外にもいろいろな種類の餡のカリーパフがあるのです。イモ系や豆系のオーソドックスな甘い餡、その他にもパイナップル餡、変わり種の餡などなど数種類。店によりパイ生地のサクサク感、餡の種類に違いがあります。幾つかの種類を混ぜて5個のカリーパフを購入。

購入したカリーパフの様子
購入したカリーパフの様子
チキンカレーと黒豆餡のカリーパフの様子
チキンカレーと黒豆餡のカリーパフの様子
タロイモ餡のカリーパフの様子
タロイモ餡のカリーパフの様子

以下の餡は変わり種のシイタケの餡。醤油系の味付けでこれも美味しい。

変わり種のシイタケ餡のカリーパフの様子
変わり種のシイタケ餡のカリーパフの様子

ところで、チキンカレーの餡から始まったお菓子だからカリーパフなのです。そのため、定番のチキンカレーしか扱わない店もあるのです。チキンカレーの餡は、カリーパフサイガイ (กะหรี่ปั๊บไส้ไก่)、一般的にサイガイ (ไส้ไก่) と呼びます。サイ (ไส้) は「詰め物/具」、ガイ (ไก่) は「鶏」の意味。作り手によりチキンカレーの餡には違いがあります。鶏肉のミンチ、ジャガイモ、タマネギ等をカレー粉で炒めて餡を作るのですが、さいの目切りのジャガイモの形がある/潰してある、鶏肉の量が多い/少ない、香辛料や味が濃い/薄いなど。特に鶏肉の量は1個あたりの売値にも関係するだろうと想像できますよね。

カリーパフは、店により大きさや中に詰める具などで価格に違いがあります。現在のバンコクの相場なら1個 15バーツ程度かな? 多分1個10バーツだと小ぶりかもしれませんね。もちろん、サイズも大きく、特にチキンカレーの場合には、お高いカレーパフもあるでしょう。
外はサクッと、中はしっとりのカレーパフは美味しいですよ。美味しいカレーパフとの出会いがあると良いですね。